液状のメモ帳

中身が漏れています。

画像加工のすゝめ;Snapseedはいいぞ

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自分の写真はほぼ全てD3400+望遠キットレンズ(AF-P 70-300mm)で撮っている。D3400は適当に撮っても結構綺麗に撮れるし、野球を撮るのには十分な機能があって気に入っているのだが、やや暗めに撮れる傾向があり、中々見たままに撮影することができない。そこで、写真を自分が見た状態に近づけるために、Snapseedというアプリを用いて調整している。日頃かなりSnapseedにお世話になっているので、簡単な機能説明とそれをするとどの程度綺麗になるか記事を書くこととした。

「画像加工」というと写真にフィルターをかけたりスタンプ入れたり文字入れしたりというイメージなので普段は「画像調整」と言っているのだが、今回はより一般的な単語である「画像加工アプリ」と評することとする。

 

○Snapseedとは?

Googleが開発した無料の画像加工アプリ。iPhone版もAndroid版もある。

様々な機能があるが、主に自分が使っているのはツールの「画像調整」「ディテール」「ホワイトバランス」「切り抜き」「回転」

 

例:松本くんのバント練習の写真

元画像(撮ったあとD3400のSnapBridgeで2M以下のサイズに圧縮してスマホに送ったもの)
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手順

1.トリミングする(「切り抜き」機能)
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2.シャープをかける(「ディテール」機能)

若干ではあるがモヤっとした印象がマシになる

今回はシャープネスを32かけた(松本くんの背番号が32なので)

あまり強くかけすぎるとホームユニの赤線がギザギザになるので注意
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3.色味等を調整(「画像調整」機能。今回は以下のように調整)

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アンビアンスは逆光時に有効だが、かけすぎると謎のモヤができるので注意(今回かけたアンビアンスは20だが、それでもモヤが出る)。
今回は逆光が強かったためシャドウをプラス側に上げているが、明るさ+50くらい強く掛けているとき、コントラストが薄くなりすぎる傾向があるので、いつもはシャドウはマイナス側にかけることが多い。

 

4.部分調整で顔の明るさ補正(「部分補正」機能)

Snapseedは一部分だけ(例えばヘルメットの影になった顔など)の調整ができる。

部分調整画面で顔のあたりをタップすると明と書かれた○が配置される。ここを中心とした円形の範囲のみの調整ができる。円の大きさは2本指で拡大縮小をすることで調整できる。

明るさの他に、コントラスト・彩度・ストラクチャも変更できる。

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 5.完成

1〜4を全部やるとこうなる。緑のモヤをもう少し消したいなあという感じではあるが、最初の逆光でよくわからない状態よりはだいぶ良くなったかと。
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写真撮る人の中には加工は邪道、jpg撮って出しこそ正義!という人もいるけれど、個人的にはカメラの内部で加工するか外部で加工するかの違いだけだと思うので、目で見た光景に近づけるのは良いと考えてSnapseedでバリバリ加工してます。

「ヤバい、失敗した…」と放置したその写真、アプリで蘇るかも。Snapseedはいいぞ!!!